関 優子 氏俳優

「元気の出る講習会」の前に...       
 (平成17年12月の勉強会の講師をお願いしました)


関 優子氏

わたしが生まれたのは豊田市旭町。
矢作川の上流、旭ダムのある山間の小さな町です。

高校は豊田東高校。小坂町にあるお寺に下宿させて頂き、学校とお寺の往復という真面目な高校生活でした。
姉が東京の学校にいたせいで躊躇することもなく、
新宿にある文化女子大学生活造形学科に入学しました。

実は、私は、物心つくころから役者になりたいと思ってましたが、
恥かしがりやで自信がなかった私は、気持ちを隠していたのです。

しかし、今やらなくては一生後悔すると思い、大学の演劇部に入部。
先輩に教えられ芝居を見たり、バレーのレッスンに通ったり、
文化祭では「女中たち」と言う芝居で主役を演じました。

こうなるともう止まりません。
親に内緒で劇団の試験を受け、大学中退、役者の道をまっしぐらです。
入った劇団は、ちょっと年齢の上の方だとご存知だと思いますが、
アランドロンの声で有名な野沢那智さんの劇団薔薇座です。

フランス古典演劇を学びました。

その頃文学座の研究生だった松田優作と知りあったこと。
桃井かおりと三人でお酒を呑んだ事。
この頃の話をしていると長くなりますので・・・。省略して。

薔薇座を退団し、フリーで声優とダンス講師をしているころ、
大学の演劇部で一緒だった佐々木裕子さんに誘われ
ニューヨークにダンス修行に行くことになりました。 

この時ブロードウエイで見たミュージカル「コーラスライン」に感動。
翌年劇団四季で「コーラスライン」のオーディションがあり、見事合格! 
しかし、声優の仕事や他のミュージカルの出演が決まっていたことで、
コーラスラインの出演はなりませんでした。

ところが四季の演出家である浅利慶太先生より声をかけて頂き、
改めて四季に入ることになったのです。
同期生に山口祐一郎、一期上に榎木孝明さんなどいらっしゃいます。

 

現在は、朗読家・朗読講師・声優。そして主人と二人の息子の母。
講師をしていて、沢山のお元気な人生の先輩みなさん。
また、他人とコミュニケーションが取れない人、恥かしがりや、
声の小さな方、いろいろなかたにお会いします。
腹式呼吸・発声・表現をすることで、元気になったり、
自信をもって頂く手助けが出来ればと思います。

朗読家としては、ライフワークで
小学校の5・6年生に「おこんじょうるり」という物語を語っています。
子ども達に自分の命も他人の命も大切にしてほしいと、心をこめて語っています。

今回は、豊田の「おかみさん会」のお力で、
講習会と朗読会をさせて頂くことになりました。
「元気の出る講習会」「いいお話の会」になるよう頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。  

                   
 

PROFILE  
昭和44年 
劇団「薔薇座」入団。声優 野沢那智氏主催。
フランス古典劇、ミュージカルなど、演技の基礎を学ぶ。
「王女メディア」主演・「戒厳令」に出演。
昭和52年 
 劇団「薔薇座」退団、声優、俳優としてテレビ・ビデオなどで活躍。
演劇活動を続け、「三人姉妹」 ・「トロイアの女たち」他多数に出演。
昭和54年 
 劇団「四季」にオーディションにて入団。
「カッコーの巣をこえて」・「オンディーヌ」・「雪ん子」他出演。
 
 結婚を機に 劇団「四季」退団。
平成2年 
 元テレビ朝日アナウンサー栗原宏氏に朗読師事。
平成6年 
 鎌田弥恵氏(芸術祭賞受賞)に語り師事。
現在 
●語りの会「楽」代表
http://www.geocities.jp/katarinokai_raku/
●俳優業(アテレコ・ナレーション)
●東京都高校生文化放送朗読部門審査員
●豊島区スクールスタッフ講師

「自分の人生を輝かせるために、自分自身をプロデュースしてみたい。」
平成19年度 とよた下町おかみさん会 副会長 杉谷真利予

今まで、あまり自分に自信が持てなかったりアピール下手だったりしたことで人と出会う機会を減らしてしまっていた気がしています。 

12月の全体会で 関氏に講演のお願いを...というお話があったときには、
内心ドキドキしていました。

関氏にお会いすることで何か新しい扉がひとつ開かれるのではないか?豊かな言葉遣いや表現力、会話力をあげることで出会いの機会を増やし、新しい自分の発見にも繋がって行くのではないか? コンプレックスも失敗も恐れず、
新しい可能性を信じて、固定観念に捕われず、時代に合った自分をプロデュースしてみたい。
そんな密かな思いで、ワクワクしています。

おかみさん会が発足して1年。
全体会で貴重な講演を聞かせていただいたり、勉強会でセンスを磨いたり。個性豊かな会員の方たちから情報をいただいたり。いろいろな人と出会い、学ぶことの多い1年はあっという間でした。

「人間はひとりで生きているのではなく、多くの人に助けられて生きていけるものなんだ。」
これもあらためて、この1年で強く思ったことでした。では、大勢の人と接する中で、自分はどのような存在でありたいのだろうか?
情報が溢れ、本当に必要なものや目的を見つけにくい時代だからこそ、原点に戻って、自分を見つめ直し、自分自身をまず愛してみたい。愛せる自分でありたい。そこから始めよう!そう思うようになりました。